2021年5月26日水曜日

豊身協だより 6月号

 復活人生を果たそう

 

 

豊身協 会長 田中 康裕

この新聞が出るころには、どんな世の中になっているのだろう、と考えなればならない時代になってしまいました。普段の生活ができるようでできないようで、何なんだろう。

私は戦後生まれで、終戦後の混乱した時代のことは知りませんが、当時と違って物は十分すぎるほどあふれていますが多分気持ち的には似たところがあったのではないかと想像します。どこえも持っていけない国民の先行きの不安を解消させるため、当時の知恵は何をしたんだろう。皆さんの中にはその当時のことを覚えている方もいると思います。その知恵をお貸しください。

人間の活力はどこから生まれてくるのでしょう。その人の生まれ持った力だけでしょうか。本人の後天的な努力でしょうか。周りからの影響でしょうか。オリンピックパラリンピックに出るような人は、生まれながらの特別な人でしょうか。皆さんもご存じ女子水泳の池江璃花子選手は白血病を罹患した後、見事ドラマチックな復活を果たしました。生まれつきの才能とその後の努力、突然の大病との戦い、そして病気に打ち勝つだけで常人なら十分なはずがさらに鍛錬をしてあのドラマのようだといわれる復活をなし遂げる活力はどこから生まれたんでしょうか。

今この時代で、大勢の方が職をなくし、どうにもならない先行き不安を感じている人もいる中、一方で巣ごもり需要で潤っている業種の人もいると聞きます。私たち豊身協の会員の中にも職をもって現役で活躍されている人も多くいます。また職をリタイヤして悠々自適の生活を送っている人も多く見えます。それぞれの方がご自身の中で全力で頑張っていることと思います。

豊身協の会員の皆さんはあの池江莉璃花子選手にも勝るとも劣らない復活劇を果たした方々だと思います。このコロナ禍の不安に時代を乗りきる知恵をお貸しください。これが出来るのは見事復活した皆さんだけです。

※印刷された「豊身協だより」をご覧になりたい方は、会長までご連絡ください。